キングダム

キングダムについて

キングダムとは

中国の春秋戦国時代を舞台に後の始皇帝政 の活躍と、後の大将軍信の活躍を中心に描かれている漫画である。     単行本の累計発行部数3300万部以上(1~49巻累計)             2018年4月の第50巻達成を記念して実写映画化が行われる(信役主演山崎賢人、政役吉沢亮、河了てん役橋本環奈、 王騎役大沢たかお)

あらすじ

時代は紀元前。500年の争乱が続く春秋戦国時代、中国西端の大国「秦」の片田舎に「信(しん)」と「漂(ひょう)」という名の二人の戦災孤児がいた。二人は、下僕の身分ながら、「天下の大将軍」を夢見て日々修行に明け暮れていた。 やがて、漂は秦国大臣・昌文君に見出され仕官。しかしある夜、漂は深手を負った状態で戻って来る。息絶えた漂から託された紙に書いてあった場所に辿り着いた信は、そこで漂と瓜二つの少年を目の当たりにする。その少年こそ秦国第三十一代目大王・政(せい)であった。漂落命の原因となった政に激昂する信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のため、乱世の天下に身を投じるのだった。

主な登場人物

天下の大将軍を目指す戦争孤児で下僕の少年。自分の意志を貫く頑強な心を持つ。幾多の助言や経験を経て「将軍」としての実力を身に付けていく。秦趙 戦争戦では王騎に「飛信隊」の名を貰い彼の最期を見届け矛を譲り受けた。    信は現在五千人将である。(51巻現在)

政(中国戦国時代の秦王)

第三十一代目秦国王。後の始皇帝。王都奪還の際、中華統一を公言、正式に王となるために呂不韋陣営と政争を繰り広げる。最攻防戦では自ら出陣、率先して鼓舞し続け、勝利した。

かりょうてん

当初は金のため政と信に協力していたが、共に行動するうちに懐いていき、やがて仲間となる王都奪還後は信と共に暮らしていたが、急激に力をつけていく信や同性の羌?の姿を見て軍師として力になることを決意昌平君の下で蒙毅と共に兵法を学び、飛信隊の軍師として活躍。

きょうかい

伝説の刺客一族「蚩尤」の後継候補として育てられた羌族の少女。年齢は信の一つ下。緑穂(りょくすい)という剣を武器に戦う。当初は他人との慣れ合いを嫌っていたが、徐々に周囲に心を開くようになり、飛信隊を自分の居場所だと思うようになる。

王騎

秦国六大将軍の一人。かつて昌文君と共に昭王に仕え、中華全土に名を馳せ賞賛された武人。かつてありとあらゆる戦場にどこからともなく参戦し、その武で猛威を振るったことからついた異名が「秦の怪鳥」。個人的武勇と戦場全体を見渡せる知略の双方を兼ね備える、最強の六大将軍。騰や蒙武や信に言葉を残し、最後に信に矛を託して力尽きた。